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​不動堂・御本尊

​―木食知足上人中興の御堂・御尊像―

不動堂 文政八年(1825年)建立

 不動堂は文政八年(1825年)に不動明王坐像造立とともに建立された。堂内の天井には竜の絵や、知足上人の娘が書いたと伝わる花の絵が描かれ、堂内外にも様々な彫り物が施されている。

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​東側から見る不動堂

金銅不動明王坐像 文政九年(1826年)開眼

堂内に鎮座されているご本尊は、文政9年(1826年)に秋保大滝不動尊中興開山知足上人の発願により造像されたものである。伊達家の鋳物師仙台城下北目町の大出屋十代津田甚四郎により鋳造された。像高3.30m、面部1.11m、胴まわり5.10m、剣1.86m、火焔の高さ5.10mにもおよぶ非常に大きな金銅不動明王坐像である。

平成23年(2011年)の東日本大震災による損傷があり、平成26年(2014年)には鎮座以来初めて堂外に持ち出され、埼玉県川口市にて大掛かりな修復作業が行われた。平成27年(2015年)4月に再び秋保大滝の地に戻り、造像当初を思わせる黒々した青黒(しょうこく)の胴体と、色あせていた光背も赤々とした大火焔に塗りなおされ、堂内に鎮座されている。

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​金銅不動明王坐像
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